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レザークラフト活字の革刻印【鋳造職人】基礎知識  [活字の基礎知識]

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レザークラフトで革に刻印する道具として、
活字(メタルスタンプ)が注目されています。

その活字に命を吹き込むのが

鋳込職人

彼らがいるからこそ
活字は生み出される。

コンピューター化した印刷業界の中で、
活版印刷は商業的に成り立たなくなったため、
活字屋は次々と店を畳み

当然、鋳込職人も
数えるくらいの人数しかいなくなりました。

現在活字を求める方は、
デザイナーが多いようですが

活字屋さんに言わせれば、
何も分かっていない迷惑なお客さんで、

中途半端な知識で、さも自分は活字に詳しいような話をしてくるため、
もう店を閉めました、と断っているそうです。

デザイナーの中には、アダナの印刷機を買って、
名刺やカードの販売をしている人もいるそうですが

アダナの手動式印刷機なぞは、
おもちゃに他なりません。

まともな圧などかけられません。

活版印刷屋の綺麗な圧が入った名刺に比べれば、
コピーした名刺と同じです。

そんな話を活字屋さんにお聞きしました。


さて


良質な活字は
職人の質で決まるといっても
過言ではありません。

腕の良い職人は
ずっしりとした重さとエッジの滑らかさ

正に小さな芸術品とも呼べるような
美しい活字を鋳込みます。

外国活字は概して
気泡が入った品質の悪いものが多いです。

翻って、日本で鋳込まれた活字は
世界でもダントツの精密さと密度を誇っています。

アメリカなどの外国の活字と比較すれば
一目瞭然です。

特にアバウトなアメリカ人が鋳込んだ活字とは
比較になりません。

アメリカの方が読まれていたらすいません、
実際に多数の活字を手に触れての感想なもので。
平均するとということです。

日本の活字と外国のそれを手に平に乗せてみれば
一目瞭然です。

日本の活字はずっしりと重いですので。

そんな

芸術的な和製活字も
今や絶滅危惧種

なんとか後世に残したい

そんな思いで

日々頑張っています。





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