SSブログ

レザークラフト活字の革刻印【彫りの深さ】基礎知識3  [活字の基礎知識]

スポンサーリンク




レザークラフトで革に刻印する道具として、
活字(メタルスタンプ)が注目されています。

しかし、 活字(メタルスタンプ)に関する情報は、
ネット検索してもなかなかヒットしないのが現状です。

活字がどういったものなのか、概略を押さえておきたい場合は、
ウィキペディアの活字関する情報をご覧下さい。

wiki 活字

と検索して頂きますとヒットします。

さて、前回までは、活字のサイズについて説明しました。

活字を購入する際に、サイズと共に押さえておかなければならないのが、
彫りの深さ
です。

文字の彫りの深さとは、活字のベース面から字面のトップまでの長さのことです。

元々活字は活版印刷で用いられるものです。

レザークラフトへの刻印に使うという発想は自分が考えついたことで、
紙にインクを押すスタンプを、無理やり革に食い込ませようとする力技です。

活版専用ということは、レザー専科の刻印棒のように
彫りが深くないということです。

紙に印刷するものなので当然ですが。

こんなことがありました。

18ptのParkAvenueを他で購入された方がいらっしゃいました。



その方が購入したものは
彫りの深さが1mmにも満たない浅いタイプでした。

18ptで1mm以下では
紙にしか使えません。

革では活字の角が付くからです。

もっとも
活字の角を落とせば良いことですので
使えないということはありませんね。

言いすぎでした。

私の言いたいのは
その売主が活字の彫りの深さを記載していないことです。

文字系では、必ず明記が必要なその文言がありません。

返品できるのではとかんがえましたが

【画像でご確認下さい】

と書いてありました。

何かひどいな
と思いました。

私のようなプロであれば一発で見抜きますが、
一般の方ではなかなか彫りの深さまでは分かりません。

悪く勘ぐれば
間違って彫り浅のものを仕入れてしまい
そっと売り切ってしまおうというのも考えられなくありません。

あれだけ出品していて
知識が無いでは済まされない問題ですので。

自分で自分の身を守らなければならない時代です。

皆様も
活字購入の際は

彫りの深さを

必ずご確認下さい。


購入する際は亊前に質問して頂ければ宜しいかと思います。








スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。