SSブログ

【活字は革を選びます】 レザークラフト活字刻印用の革選び  [活字刻印用の革選び]

スポンサーリンク




レザークラフトに活字(メタルスタンプ)を使う場合、
活字・刻印機器・革の3つが必要になります。

今回は活字の刻印に使える革を選んでみます。

まず、活字で革に刻印を行おうとした場合、
入り口の段階でつまずくのが、この革選びです。

正直、活字を革への刻印として使う事自体が邪道で、
まだまだ認知度が低いのが現状です。

軟質金属である活字を刻印するには、ハンマーによる打刻ではなく
プレスをかける必要がございます。

木工万力バイスやクラフト用ハンドプレスなどは、ある程度の金額がしますし、
使用手間や、また場所もとります。

どう選んだらよいものか、そしてどうプレスしたら良いか
考えただけでげんなりし、一歩を踏み込めない方も多いのではないでしょうか。

革へのプレス方法はコツさえつかめば、難しい事はありません。
こちらは、順次説明していきたいと思います。

さて



活字は革を選びますが、

革は種類が多いため、どれが活字に使えるのか?

ハンドメイドの諸ジャンルの中でも、すっと入り難く、
入り口の段階であきらめてしまう人が多いのは
この分かり難さも要因のひとつだと思います。

活字は元々活版印刷専用に作られたものです。

すなわち
対象とされるものは紙なのです。

レザークラフトの刻印として使われるようになったのは
せいぜいここ数年のこと。

活字は軟質の金属で出来ています。
鉛・錫・アンチモンの合金です。

それでは
なぜに活字は柔らかい組成なのでしょうか?

紙に文章を印刷するのが目的の活字。
当然、とても小さな文字で文章を印刷することも茶飯事です。

ベースが6pt(字面2mm程度)の活字では、
ベース上の文字は1mm以下なんてこともざらです。

しかもそんなちびこい活字にも、ハネやセリフなど
繊細な線先を要求されます。

そのため活字を作る鋳型もまた非常に小さいものとなります。

ここに溶かした金属を流し込むわけですが

毛細血管のような線先までしっかりと流し込むことが出来、
そして冷やして固まったときにも変化が起こりにくい

そうした要素を考え金属比を調合しているのです。

そんな柔らかい活字はゴムハンマーで叩いたとしても

強くたたけば

底面が潰れたり、折れないまでも曲がったり
字面の文字に至っては、一発で欠けたり潰れたりする場合もあります。

しかも1文字単位の打刻では、

文字列は必ず曲がってしまいます。

刻印の深さもまちまちになります。

ワンポイントモチーフを刻印する場合は
加減を考えての打刻でも宜しいでしょうが、

やはり、文字列を刻印する場合はプレス式がベストだと思います。



革の説明のはずが、いつの間にか活字の説明に・・・・

しかも前に書いた内容のような・・・

内容が脱線してきましたので
次の記事で仕切り直します。

今回の記事は
活字の豆知識の復習ということで頭の片隅にしまっておいて下さい。

それでは



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。